◆カーテンの採寸方法・仕上がり寸法(オーダー寸法)の算出方法
オーダーカーテン・イージーオーダーカーテンは、レールの寸法より仕上りサイズを指定して注文いただきます。
1.仕上り巾(W)
カーテンレールの左端のカンから右端のカンの長さを測ります。(巾実寸法)
その巾実寸法に3%~5%の長さ(ゆとり分)をプラスした寸法が仕上り巾となります。
装飾レールの場合は5%程度のプラスがお勧めです。
出窓などカーブレールの場合はカンからカンまでカーブに添った形で巾を測ってください。
仕上り巾(cm) = 巾実寸法 × 1.03~1.05
例)レールのカンからカンまでの寸法 180cm
180cm × 1.03 =185.4 ->186cm(仕上がり巾)
2.仕上り丈(H)
腰高窓の場合
レールのカン下(上図参照)より窓枠の下まで測ります。
その寸法に15cm~20cm程度の長さをプラスした寸法が、仕上り丈です。
仕上り丈(cm) = レールのカン下から窓枠の下までの寸法 + 15cm~20cm
(このプラス分は、下にボードやベットなどを置く場合は調整してください)
例) レールのカン下から窓枠下までの寸法 120cm +15cm =135cm
ドレープ・レース2重吊りの場合レースはドレープよりも1センチ短くします。 134cm
掃出し窓の場合
レールのカン下(上図参照)より床までの長さを測ります。(出窓の台まで)
その寸法から1cm程度の長さをマイナスした寸法が、カーテンの仕上り丈です。
レースカーテンは、場合によってはさらに1cm程度短くします。
仕上り丈(cm) = カーテンレールのカン下から床までの寸法 - 1cm
例) レールのカン下から窓枠下までの寸法 200cm ― 1cm =199cm
2重吊りの場合のレース丈をドレープと同寸法にすると 199cm
(生地もののため、所によってはレースが下から覗く場合もあります)
気になる方はドレープよりも1センチ短くしてください。
199 - 1cm =198cm
3.フックの選択
カーテンを吊るフックのタイプはレールの種類や取り付け方により
「Aフック(天井付け)」ランナー下より吊り下げ正面からレールが見えるタイプ
「Bフック(正面付け)」ランナー下より吊り下げ機能レールを見えない様に隠すタイプ
(正面から見るとレールは隠れます)
いづれかを指定します。
上図を参考にフックを選択します。
・正面付け機能レールの場合 ドレープ(部屋側) Bフック〔正面付け〕
レース (窓側) Aフック〔天井付け〕
・正面付け装飾レールの場合 ドレープ(部屋側) Aフック〔天井付け〕
レース (窓側) Bフック〔正面付け〕
・カーテンボックスや天井付けの場合 ドレープ(部屋側) Aフック〔天井付け〕
レース (窓側) Aフック〔天井付け〕
4.開き方の選択
片開き(右寄せ・左寄せ)
両開き
※ ランナー(引っ掛けるところの)の数について
装飾レール、古いレールなどランナーの補充ができない場合があります。
ランナー(端のストッパーも含む)の数を一応ご確認ください。
カーテンのプリーツ数は目安で、仕上がり巾100cmで
2倍ヒダで作ると8~10プリーツ
1.5倍ヒダで作ると7プリーツ前後となります